龍王(りゅうおう)

 天界に住んでる青年。種族は天界人。年齢は地界の人間基準で言うと14歳ぐらい。
 
 彼は代々三世界の均衡を保つ事を使命とする一族に生まれる。
 一族の使命を果たすために様々な勉強を強いられた。その結果、彼は戦闘だけでなく"使命"に関する知略やその付随知識においては他を圧倒する。
 
 性格は勝気で荒く、常に腕を組んでいる。しかしその中にも天界の者らしい優しさが見え、絶えず自分以外の平和を考えている。
ただし思い込んだら一直線。
周りの意見は聴いてるようで聴いていない
わりと真性の頑固さん。
 
東城優(とうじょう ゆう) 



  地界人。種族は普通の人間。年の頃は10代前半。
ごく普通の家庭に生まれる。そして何にも行き詰まることなく、順調に小学校生活を送っていた。
だが、とある事に気付いてしまった事で、その順風満帆な生活が徐々に変質していく。
 
 性格は"わんぱく小僧"。しかし、ややわがままが過ぎて相手に嫌われる事が玉にキズ。それゆえ、次第に相手のご機嫌を窺って行動するようになる。
また、野外でよく遊んでいたせいか、昆虫や小動物とも接する機会が多い。そこで目の当たりにする自然社会の残酷さには、同年代の子供より嫌悪感を抱いている。
あと知ったか野郎。
ストーリーセレクト
My sweet memory
埋没したはじまりの夕暮れ
<Now writing> <現在構想・執筆中>
イリス
在りし日の詩

 
 西の国に伝わる神話に登場する天使と同じ名前を持つ娘。年の頃は10代後半。

 彼女は世界各地を気ままに旅しては、その地の歌を覚えて回っている程の歌好き。
覚えた曲はもっぱら出会った人々に披露している。

 性格は明るく素直だが、幼稚。しかしいつも慈愛に満ち笑顔を絶やさない。それはまるで優しき母のようであり、また無邪気な少女のようでもある。あと、軽い電波ちゃん。

 ちなみに彼女の一番のお気に入りは
「エレンの歌第三」。
雫(しずく)
誰も彼も過ぎ去って、後には何も残らず
 
 昔々、東の果ての小さな島国で勃発した国取り合戦の時代に"山姥"と呼ばれ恐れられた娘。年の頃は10代後半。

 五つの頃に親に捨てられて、人里離れた深い野山を彷徨っていた。そのため言葉はおろか生きていく手段もろくに知らず、来る日も来る日も山にある草木を食べることで飢えをしのいでいた。また絶えず森に住む野生の動物たちに襲われたので、幼い彼女はやがて衰弱し、死を待つばかりの状態にまで追い詰められた。

 そんなある日、「護国の森」の異変を調べに来ていた若い神主が、道端で倒れている雫を発見し、彼女は辛うじて一命を取り留める。この出来事はまるで何者かが導いた奇跡のようでもあり、その神主や「護国の森」の麓の村では彼女の事を
「神様の使い」と崇め、大切に育てることとした。
 しかし、彼女自身は自分を捨てた「人間」を心底憎んでおり、拾われた当初は誰とも馴れ合わなかった。しかし、次第に「人間」を利用し裏切る事で仕返しをしようと考え、徐々に「人間」を迎合していく。

 性格は傍若無人の一言。自分の感情にのみ従う困ったちゃん。
その気になれば女子供でも笑って殺せる殺戮マシーンになる資質を胸に秘めている。
 また若い神主の教育のおかげで奇跡的に人と意思疎通することは可能だが、彼女は積極的に「人間」と関わることはしない。
あと、「護国の森」の神社から妖刀「五月雨」を盗み出して以来オッサンの霊にストーキングされている。
ストーリーセレクト
獣に捧げる子守唄 yasasiki katana
<Now writing> <現在構想・執筆中>
僕の中の英雄
〜A interface of the three Worlds〜

もどる
―埋没した始まりの夕暮れ―